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リサイクル率の向上にAIを活用!変動リサイクルポイント・システム実証実験を開始

【本学研究者情報】

〇大学院国際文化研究科
准教授 佐藤 正弘
研究室ウェブサイト

【発表のポイント】

  • 民間ステーションへの資源物の持ち込みは、社会全体のリサイクル率を高める上でとても重要です。
  • しかし多くの資源物が家庭ごみとして捨てられたり、財政負担の大きい行政の資源回収に委ねられたりしているのが現状です。
  • 民間ステーション運営の持続可能性を確保しながら資源物のリサイクル率をさらに高めるため、日本で初めて、AIを活用した「変動リサイクルポイント・システム」の実証実験を開始します。
  • ステーションの利用データなどからAIが消費者のリサイクル行動を学習・予測し、適切なリサイクルポイントを設定。効率的かつ効果的な回収事業の実現を目指します。

【概要】

国立大学法人東北大学、SKグループ傘下の株式会社ステップスナイン、株式会社4510デザイン事務所は、古紙などのリサイクル促進に向けた共同研究の一環として、資源回収ステーションでの「変動リサイクルポイント・システム実証実験」を10月1日より開始します。 実証実験では、新時代の資源回収ステーションの構築に向け、日本で初めて「変動リサイクルポイント・システム」の有効性を検証します。具体的には、ステーションが記録した回収データなどから人工知能(AI)が消費者のリサイクル行動を学習・予測し、刻々と変化する資源回収ニーズに応じて適切なポイント付与率を提示することにより、ステーションの稼働状況を適切に管理し、効率的かつ効果的な回収事業の実現を目指します。

  図1. 「変動リサイクルポイント・システム」の全体像

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学大学院国際文化研究科
担当:准教授 佐藤 正弘
電話:022-795-7596
E-mail:masahiro.sato*tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

(報道に関すること)
東北大学大学院国際文化研究科総務企画係
電話:022-795-7541
E-mail:int-som*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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