本文へ
ここから本文です

東北大学と物質・材料研究機構が「NIMS TOHOKU 戦略的共同研究パートナー」新規採択課題を決定

物質・材料研究を牽引する東北大学と国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)では、2013年11月12日に締結した「連携・協力に関する協定書」に基づき、これまでも様々な連携を行ってきました。2019年度からは、これを一歩進め、両機関の強みを掛け合わせ相乗効果を上げる戦略的な「共同研究パートナー」として、両機関の合同審査にて選定された研究課題の共同研究を推進しています。

このたび、3GeV 高輝度放射光施設NanoTerasuを活用する研究を中心に新規課題を募集し、両機関の合同審査にて2課題を選定しました。2024年度(令和6年度)は、継続課題を含めた6課題によって両機関の強みを有する戦略的な共同研究を一層推進します。

共同研究パートナーは、クロスアポイントメント制度を活用して両機関に共同雇用され、それぞれの強みである最先端研究機器や優秀な研究人材を共有し卓越した研究成果を世界に発信していきます。

この共同研究パートナーによる研究の推進により、材料研究のフロンティアを次々に生み出す世界的な拠点を形成するとともに、両機関の人材交流を格段に活発化することが期待されます。

  • ※クロスアポイントメント制度とは

    研究者等が大学や公的研究機関、民間企業の間で、それぞれと雇用契約を結び、それぞれの機関での役割に応じて研究開発や教育に従事することを可能にする制度です。

「共同研究パートナー」研究課題

【新規課題】
中核研究者(東北大) 中核研究者(NIMS) 課題名
野村 光
国際放射光イノベーション・スマート研究センター 准教授
山崎 裕一【責任者】
マテリアル基盤研究センター チームリーダー
時分割スピンイメージング計測とデータ同化解析による機能因子の可視化
志賀 元紀【責任者】
未踏スケールデータアナリティクスセンター 教授
矢治 光一郎
マテリアル基盤研究センター グループリーダー
先端オペランド計測とデータ科学の融合による材料創成コア基盤の構築
【継続課題】
中核研究者(東北大) 中核研究者(NIMS) 課題名
岡部 朋永【責任者】
工学研究科 教授
内藤 公喜
構造材料研究センター グループリーダー
データ駆動科学・計算科学に基づく炭素繊維強化複合材料の構造形成と特性発現機構の解明
芥川 智行【責任者】
多元物質科学研究所 教授
竹内 正之
高分子・バイオ材料研究センター センター長
分子性ハイブリッド機能材料の開発
秋山 英二【責任者】
金属材料研究所 教授
廣本 祥子
構造材料研究センター グループリーダー
構造材料の水素脆化とその抑制
中村 哲也【責任者】
国際放射光イノベーション・スマート研究センター 教授
Sepehri-Amin Hossein
磁性・スピントロニクス材料研究センター グループリーダー
AIと次世代放射光計測の融合によるグリーン磁性材料の創発学理の構築

関連ファイル

関連リンク

問い合わせ先

東北大学 研究推進部研究推進課研究推進係
Email: kenkyo-kikaku*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

物質・材料研究機構国際・広報部門学術連携室連携推進係
Email: academic-collaboration*nims.go.jp(*を@に置き換えてください)

このページの先頭へ