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プラスチックのマテリアルリサイクル技術確立に向け共同研究を開始 産学官連携し素材を「観る」「解く」「操る」技術で循環型社会を目指す

【本学研究者情報】

〇多元物質科学研究所 教授 陣内浩司
研究室ウェブサイト

【発表のポイント】

  • 東北大学、産業技術総合研究所、滋賀県立大学、およびブリヂストンは、プラスチックの一種であるポリオレフィン(注1のマテリアルリサイクル技術確立に向けた共同研究を開始しました。

【概要】

国立大学法人東北大学(以下、東北大学)、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、産総研)、公立大学法人滋賀県立大学(以下、滋賀県立大学)、および株式会社ブリヂストン(以下、ブリヂストン)は、プラスチックの一種であるポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術確立に向けた共同研究を開始しました。

本プロジェクトでは、ポリオレフィンを電子顕微鏡観察で「観る」、分子構造を解析して「解く」、様々な手法で最適な性質の材料を合成し「操る」技術を用いて、繰り返しリサイクルできる新しい資源循環型ポリオレフィン材料の開発指針の確立を目指します。

図1. ESBにより接合されたポリエチレンとポリプロピレン(左)とそのイメージ図(右)

【用語解説】

注1. ポリオレフィン:プラスチックの一種で、毒性がなく耐久性に優れ、軽量かつ安価で、加工しやすいなど多くの特性があることから、幅広い用途に用いられている。ポリエチレンやポリプロピレンなどがある。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学多元物質科学研究所
教授 陣内 浩司(じんない ひろし)
TEL: 022-217-5329
Email: hiroshi.jinnai.d4*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道に関すること)
東北大学多元物質科学研究所 広報情報室
TEL: 022-217-5198
Email: press.tagen*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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