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【Web,現地】量子物質セミナー「量子物質開発と測定技術の新たな展開」(1/28開催)

講演者のYong P. Chen教授の研究グループは、2次元およびトポロジカル物質系の新しい量子物質開発および測定技術開発に関して国際的に先導する研究を行っています。最近の主な成果としては、準安定な「五角形」2次元物質の実現[1]や、ねじれた2次元反強磁性体による「モアレ磁石」[2]などがあります。また様々な2次元/トポロジカル物質について、マルチモーダル/ハイブリッド測定(電気伝導/デバイスと光学分光および走査型プローブ顕微鏡の組み合わせ)を適用し、その多彩な特性と機能性を明らかにしています。特に、量子情報アプリケーションのための創発的な準粒子を有する可能性のあるエキゾチックな「量子磁石」[3]や「トポロジカル超伝導体」に対して、新しいタイプのスピン感受性プローブや量子センシングプローブの開発を進めています。本セミナーでは、これらの研究成果の紹介と今後の量子物質開発の将来展望について講演していただきます。

[1] L.Liu et al., Nature Materials 23, 1305 (2024)
[2] G. Cheng et al. Nature Electronics 6, 434 (2023)
[3] H.Idzuchi et al., arXiv: 2204.03158

開催概要

日  時:2025年1月28日(火)15:00 - 16:30

開催形式:現地開催+オンライン(Zoom)

会  場:東北大学金属材料研究所 2号館1階 講堂

申込方法:申込不要

問い合わせ先

金属材料研究所
佐々木 孝彦
Email:takahiko.sasaki.d3*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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