2025年 | ニュース
eメタン燃料車によるキャンパス間オンデマンドバスの実証運行を開始
東北大学は、グリーン社会の実現と大学キャンパスのカーボンニュートラル化を目指す一環として、片平―星陵キャンパス間でオンデマンドバスの実証運行を2025年7月1日(火)〜2026年2月3日(火)にわたって行います。
これは、内閣府のSIP(戦略的イノベーション創造プログラム)第3期課題「スマートエネルギーマネジメントシステムの構築」に採択されたプロジェクト「カーボンニュートラルモビリティシステム」として実施されるもので、大学キャンパスを実証フィールドとした取り組みです。
本実証運行では、株式会社IHIおよびWILLER株式会社と連携し、eメタン燃料車を導入して、新たなモビリティサービスによる脱炭素と移動の利便性向上を検証します。オンデマンドバスは利用者が専用アプリ上のバス停を指定し乗車する相乗り型の交通サービスで、AIによるルート設計により効率的な配車を行います。
今回の対象は東北大学の教職員と学生で、片平―星陵キャンパス間を平日9:00~18:00の時間帯で運行、運賃は無料です。今後は、公共交通利用促進と排出削減効果に関する実証結果をもとに対象者を拡大し、より広域での運行へと展開する予定です。
問い合わせ先
材料科学高等研究所(WPI-AIMR)広報戦略室
TEL:022-217-6146
Email:aimr-outreach*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)