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東北大学の研究データ管理・利活用の推進に向けた多角的な取り組みについて

東北大学は、研究データ管理・利活用の推進に向けた多角的な取り組みを展開しています。

近年、G7科学技術大臣会合及びG7広島サミットのコミュニケによるオープンサイエンス拡大に関する共同声明、科学研究費補助金課題についてのデータマネージメントプランの推奨や論文・研究データの即時オープンアクセスの推進など、研究開発活動の変容に伴い、研究データ管理・利活用の重要性が高まっています。

こうした状況を受け、東北大学では以下の取り組みを積極的に推進しています。

学内での啓発・支援活動

GakuNin RDM(国立情報学研究所が提供する研究データ管理サービス)のユーザー数を増加させることで、学内での研究データ管理・利活用に関する啓発活動や研究者への支援を強化しています。

技術開発への貢献

様々なストレージをGakuNin RDMにおいて利用可能とするストレージ実証実験に積極的に参画し、システムの機能向上に貢献しています。また、機関リポジトリとの連携機能構築にも積極的に支援を行っています。

地域連携の推進

東北地方の大学・研究機関を支援する「研究データエコシステム東北コンソーシアム」の活動を通じて、地域の中核拠点としての役割を果たしています。

基盤整備への貢献

研究データエコシステム構築事業のユースケース推進や、NII研究データ基盤システムの黎明期からの協力支援など、多方面にわたる研究データ基盤整備に貢献しています。

これらの取り組みが評価され、国立情報学研究所(NII)の研究データ基盤運営委員会より「GakuNin RDM User of the year 2024」を受賞し、6月16日の「NII/学術研究基盤オープンフォーラム」で表彰されました。

東北大学は今後も研究データ管理・利活用の推進に努めてまいります。

表彰式の様子
写真右から、サイバーサイエンスセンター中村隆喜教授
NII研究データ基盤運営委員会システム作業部会主査升井洋志先生

問い合わせ先

情報部デジタルサービス支援課総務係
TEL:022-795-3407
Email:cc-som*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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