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国際シンポジウム「2030年以降に向けた国際教育開発:誰のアジェンダか、そしてどのような目標とアプローチか?」(10/17開催)

冷戦終結以来、世界は紛争の激化、気候危機、格差の拡大、分断の深化といった特徴を持つ時代に入っています。グローバルな教育政策、特に「包摂的で公平な質の高い教育」を掲げるSDG 4は、これらの課題に対応することを目指してきましたが、依然として現代化パラダイムに根ざしており、地域的な文脈、先住民の知識体系、構造的な不公正を無視する傾向があると指摘されています。

2030年の期限が迫る中、このシンポジウムは国際的な教育開発を形作るアジェンダを批判的に検証し、2030年以降に向けた目標とアプローチを考察します。アジア太平洋地域(日本を含む)を主要な焦点として、地域の経験、課題、イノベーションが、より包摂的、公正で持続可能な教育の再考にどのように貢献できるかを問いかけます。

また本シンポジウムは、国境を越えた協働的な対話を促進し、教育が技術的な解決策から、文脈に応じた変革的なパラダイムへと進化する方法を模索します。研究、教育、実践を橋渡しすることで、シンポジウムは証拠に基づく代替案を開発し、協働的な知識生産を促進し、2030年以降に向けた国際的な教育開発の刷新を支援することを目的といたします。

開催概要

日  時:2025年10月17日(金)14:00‐16:00

開催形式:現地開催+オンライン

会  場:東北大学 片平キャンパス さくらホール

開催言語:英語

申込方法:申込フォームから事前申し込み

申込締切:2025年9月30日(火)

主催

教育学研究科

問い合わせ先

教育学研究科 劉 靖 准教授
Email:jing.liu.e8*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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