本文へ
ここから本文です

計算材料学センターセミナーシリーズ「スパコンプロフェッショナルNo.15」(7/31開催)

ポスター

計算材料学センターでは、スーパーコンピュータの応用事例を紹介すべく、金属材料研究所で行われている研究テーマに近い話題を選んで、シリーズでセミナーを開催しております。
具体的には、結晶、磁性、表面・界面、欠陥、照射損傷、アモルファス、半導体、超伝導体など幅広い分野から話題を選び、世界的にも著名な先生方にご講演をお願いしております。
今回はその15回目となります。

超伝導転移温度の第一原理計算

超伝導に関わる物理量の中でその転移温度は最も注目を集める基本量である。その第一原理計算は「室温超伝導体の予言・物質設計」という人類の究極の夢につながる重要性をもつ。しかしながら、超伝導転移温度のエネルギースケールは磁気秩序など他の長距離秩序に比べて非常に小さく、高精度の第一原理計算の実現性については悲観的な見通しが持たれやすい。

本講演では超伝導転移温度の第一原理計算には現在どのようなアプローチがあるか、どの方法がどのような状況でどの程度の成功がおさめられているか、今後解決すべき問題は何か、について議論する。

日時:2018年7月31日(火)14:00 - 15:30

会場:東北大学金属材料研究所 2号館1階ラウンジ

講演者:有田亮太郎 先生(東京大学大学院工学系研究科 物理工学専攻教授 理化学研究所創発物性科学研究センター計算物質科学研究チームチームリーダー)

主催:計算材料学センター

協賛:計算物質学人材育成コンソーシアム ポスト「京」萌芽的課題「基礎科学の挑戦」

事前申し込みは不要です。皆さまのご参加をお待ちしております。

問い合わせ先

東北大学金属材料研究所
計算材料学センター
E-mail:ccmssecr*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
URL:http://www.ccms.imr.tohoku.ac.jp/Jpn/
Tel:022-215-2411

このページの先頭へ