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白松がモナカ本舗の企画広告「漱石生誕150年 仙台と夏目漱石」が仙台広告賞銅賞を受賞  ― 附属図書館所蔵資料をモチーフに

仙台の老舗和菓子店である株式会社白松がモナカ本舗が、昨年『河北新報』に掲載した企画広告「漱石生誕150年 仙台と夏目漱石」により、第48回仙台広告賞(新聞部門)の銅賞を受賞しました。この企画には本学附属図書館が協力しました。  この広告は、夏目漱石生誕150年にあたる2017年に、『河北新報』紙上で全8回にわたって夏目漱石に関する様々なエピソードを紹介したもので、附属図書館職員がシリーズ構成を担当するとともに、執筆にも携わったものです。この広告により、夏目漱石自身の魅力を伝えるとともに、附属図書館が夏目漱石の旧蔵書を「漱石文庫」として所蔵していることが大きくアピールされました。また、広告掲載期間中に開催した附属図書館主催の夏目漱石生誕 150周年記念特別展示「夏目漱石~その魅力と周辺の人々展」(共催:仙台文学館、会場:せんだいメディアテーク)の紹介も盛り込まれ、3000名を超える来場者が漱石の魅力を堪能しました。

 

今回の受賞の講評でも、「漱石生誕 150年に合わせ、実に素晴らしい読み応えのあるシリーズを展開されました。漱石の蔵書のほとんどが東北大図書館にある事実。仙台と漱石の接点をつぶさに探り活字に残す試みは、仙台の銘菓ならでは。」と、附属図書館や漱石文庫の存在を大きく取り上げていただいています。

 

本広告は白松がモナカ本舗のウェブサイトで公開されており、それぞれのタイトルは以下のとおりとなっています。

『河北新報』 2018年10月20日朝刊14面より転載

「正月に、猫が餅を食べて大騒動の巻」(2017年1月28日掲載)
「漱石、大学後輩の晩翠と出会うの巻」(2017年2月25日掲載)
「漱石、猫に出会って運が開けるの巻」(2017年3月25日掲載)
「甘党の漱石、羊羹を評するの巻」(2017年4月29日掲載)
「漱石、天地山川を論じ、若き詩人を仙台に導くの巻」(2017年5月27日掲載)
「高校野球大会が始まった年、漱石センセイも野球観戦するの巻」(2017年9月16日掲載)
「ロンドンで中古自転車に乗るの巻」(2017年10月7日掲載)
「愛弟子の小宮豊隆、蔵書を守るの巻」(2017年11月11日掲載)

問い合わせ先

東北大学附属図書館情報サービス課
desk*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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