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介護施設職員の配薬業務を軽減する配薬支援装置を開発ーこれまで配薬にかかっていた時間を入所者のケア時間に利用ー

【発表のポイント】

  • 配薬支援装置を導入することによって、これまで職員が入所者の薬をお薬カレンダー等で管理・配薬していた時間を大幅に軽減することができる。
  • 服薬時間をオルゴールと操作パネルで職員に知らせるので、配薬忘れ、配薬の人違いや配薬時間の間違いをなくし、簡単に服薬管理ができる。
  • 職員は配薬時間にかかっていた時間を、入所者のケアに使うことができる。

【概要】

東北大学大学院医学系研究科(医学情報学分野 鈴木 亮二助教)と株式会社石神製作所(阿部 一郎代表取締役、省力化自動機の設計・製作を行う総合加工メーカー、岩手県花巻市)は、介護施設向けの配薬支援装置HSS-10(実用新案登録済)を共同研究開発し、2018年12月3日より販売を開始します。今後、テクノエイド協会の福祉用具コードを取得し、販売代理店を通して販売する予定です。施設への導入にあたっては、各県が募集する介護ロボット導入支援事業費補助金の使用も提案していきたいと考えています。

本製品は国立研究開発法人科学技術振興機構の研究成果展開事業、地域産学バリュープログラムの「認知症対応型共同生活介護施設における施設職員の配薬業務軽減のための配薬支援装置と運用方法の開発」(研究責任者:鈴木 亮二)の研究助成金による研究開発成果によるものです。

図1 配薬支援装置外観

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学大学院医学系研究科医学情報学分野
助教 鈴木 亮二(すずき りょうじ)
電話番号 022-717-8613
E-mail ryoji.suzuki.d1*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(取材に関すること)
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
電話番号 022-717-7891
FAX 番号 022-717-8187
E-mail pr-office*med.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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