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計算材料学センターセミナーシリーズ「スパコンプロフェッショナルNo.19」(1/28開催)

ポスター

計算材料学センターでは、1月28日(月)に下記内容で定例セミナーであるスパコンプロフェッショナルNO.19を開催致します。 スパコンプロフェッショナルでは、スパコンの応用事例を紹介すべく、金研で行われている研究テーマに近い話題を選んで、材料、物性、化学のご専門の方々にご講演いただいております。

参加は自由です。ご興味のある方は、是非ご参加ください。

物質に即した有効模型に基づく非従来型超伝導に関する研究

銅酸化物や鉄系超伝導体など、非従来型ペアリング機構によると考えられる超伝導に関する研究は、近年の物性物理学における研究の大きな柱の一つである。非従来型超伝導においては電子相関がペアリング機構を担うため、その理論研究を行うにあたっては、物質の電子状態を反映した有効模型を導出し、それに多体理論を適用することがしばしば有用となる。

このような研究の例として、本講演の前半では銅酸化物をとりあげ、その転移温度の物質依存性に解釈を与えた研究を紹介する。

また、後半においては、同様の手法を用いた解析により、ある種のRuddlesden-Popper型酸化物が超伝導になる可能性があることを提案する。

日時:2019年1月28日(月)14:00 - 15:30

会場:東北大学金属材料研究所 2号館1階ラウンジ

講演者:黒木 和彦 先生(大阪大学大学院理学研究科 物理専攻 教授)

主催:計算材料学センター

協賛:計算物質学人材育成コンソーシアム・ポスト「京」萌芽的課題「基礎科学の挑戦」

事前申し込みは不要です。皆さまのご参加をお待ちしております。

問い合わせ先

東北大学金属材料研究所
計算材料学センター
E-mail:ccmssecr*imr.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
URL:https://www.sc.imr.tohoku.ac.jp/index.html
Tel:022-215-2411

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