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オーストラリア・メルボルン大学にて東北大学デイ開催

2018年11月8日(木)~9日(金)、本学の戦略的パートナーシップ協定校であるオーストラリア・メルボルン大学にて、Tohoku-Melbourne Dayを開催しました。本学からは大野英男総長、植木俊哉理事・副学長ほか関係者23名が出席しました。

本学とメルボルン大学は、2016年に締結した戦略的パートナーシップ協定を基に、学生・研究者交流・学術交流を加速させています。3回目の開催となる本年は、大野総長・メルボルン大学 Duncan Maskell学長のトップ会談に始まり、材料科学・物理化学共同ワークショップと高等教育ワークショップが開催され、両校併せて約50名が参加しました。

学長面談

11月8日(木)に行われたSenior Leadership Meeting では、本年10月に就任したDuncan Maskell 学長の挨拶の後、本学の新しいビジョンについて大野総長からプレゼンテーションが行われました。両校の首脳が集ったこの面談では、パートナーシップ協定締結後の両校のこれまでの成果について確認し、更に地域における大学のミッション、交換留学の推進、海外からの学生獲得、起業家育成への取り組みなど、さまざまなトピックが議題に上がり、両校の協働が今後さらに高い成果を上げるべく、意見が交わされました。

ワークショップ

2日間に渡って行われたワークショップは、『材料科学・物理化学』・『高等教育』の二本立てで開催されました。
 『材料科学・物理化学』ワークショップでは、『材料科学』と『物理化学』のテーマに分かれて、それぞれの専門分野の研究者が発表を行いました。『材料科学』をテーマにした1日目は、多元物質科学研究所の村松淳司所長による講演など、総勢7名の講演が行われました。また、2日目の『物理化学』では、理学研究科の美齊津文典教授など本学から4名が講演を行ったほか、学生によるポスター発表が行われ、現地研究者・学生と情報交換が行われました。
 『高等教育』ワークショップでは、本学より末松和子総長特別補佐(グローバルラーニングセンター副センター長)が参加し、パートナー組織である Melbourne Centre for the Study of Higher Education (MCSHE)からの参加者と「国際共修」の発展について議論が交わされました。また、次年度以降は、共同研究論文や教育実践者向けセミナーの開催など、新たな取り組みを行い国際共修を進めていくこととなりました。

両大学では、戦略的パートナーシップを締結以降、ますます研究者間の交流、共同研究が加速されています。また、学生交流についても、メルボルン大学からの学生受入数が増加しており、本学からメルボルン大学への学生派遣も大きく推進されるなど、成果の花が咲き始めています。来年2月には、16名の学部生が参加する2週間のファカルティレッドプログラムが、『メルボルンで学ぶ文化的多様性と多文化社会』をテーマに行われる予定です。

メルボルン大学構内の説明を受ける一行

大野総長とメルボルン大学Maskell学長

Senior Leadership Meeting での集合写真

材料科学・物理化学ワークショップの様子

ポスターセッションの様子

高等教育ワークショップの様子

問い合わせ先

国際交流課
TEL:022-217-4844

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