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東北大学災害復興新生研究機構シンポジウムを開催しました

東北大学は2月13日、仙台市内ホテルを会場に「東北大学災害復興新生研究機構シンポジウム~社会とともに~防災力・減災力の向上を目指して」と題してシンポジウムを開催し、一般市民の皆様、官公庁、企業及び大学関係者など約150人が参加しました。

東北大学では、東日本大震災直後の2011年4月に全学組織「東北大学災害復興新生研究機構」を設置。被災からの復興、地域再生を先導する研究・教育・社会貢献等に組織的に取り組んでいます。今回は、地震を中心とした東北大学の災害研究について、4つの異なる知見から研究成果を紹介し、これまでの震災から得られた知見や教訓を市民の皆様にご理解いただくとともに、いつ訪れるかわからない大規模災害への備えを再認識していただき、地域の防災力・減災力の向上に繋げることを目的として開催しました。

はじめに東北大学 大野英男総長より開会挨拶があり、続いて来賓としてご出席いただいた文部科学省研究振興局 西井知紀学術機関課長より挨拶が行われました。

まず、原信義理事(社会連携・震災復興推進担当)より、災害復興新生研究機構のこれまでの取組内容や研究成果について「東北大学復興アクションの軌跡と未来」題して講演が行われた後、災害科学国際研究所 遠田晋次教授から活断層型地震、理学研究科地震・噴火予知研究観測センター 松澤暢センター長から海溝型地震、災害科学国際研究所 今村文彦所長から津波被害、災害科学国際研究所 栗山進一教授から公衆衛生学アプローチによる大規模災害対応といった本学の強み・特徴を生かした災害科学に関連する講演が行われました。市民参加型のシンポジウムを目指すべく、事前に一般市民の皆様から頂戴したご質問に各講演者が答える時間を設けたこともあり、当日は定員を超える来場者がありました。

最後に東北大学 張替秀郎総長特別補佐(震災復興推進担当)より「東北大学は、今後も、「社会とともにある大学」として、様々な機関と連携を図りながら、地域の復興および災害研究の発展を目指してまいります。」と閉会挨拶があり、シンポジウムをしめくくりました。

開会挨拶の東北大学 大野英男総長

来賓挨拶の西井研究振興局学術機関課長

講演を行う原理事

講演を行う今村災害科学国際研究所長

問い合わせ先

東北大学災害復興新生研究機構
企画推進室
担当 長岡
TEL:022-217-5009(総長・プロボスト室)
E-mail:skk-som*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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