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シャクアラ大学学長一行が植木理事・副学長と面談、本学との部局間交流協定を締結しました

2019年11月7日(木)、インドネシア・シャクアラ大学のRizal学長一行が災害科学国際研究所で開催された国際会議Aceh International Workshop and Expo on Sustainable Tsunami Disaster Recovery(AIWEST)@SENDAI2019出席のため本学を訪れ、災害科学国際研究所、工学研究科との部局間学術交流協定調印式を行ったほか、植木俊哉理事・副学長と面談を行いました。

シャクアラ⼤学は、1960年に設⽴され、10学部を有するアチェ州最⼤の国⽴⼤学です。2004年インド洋⼤津波において壊滅的な被害を受けた都市に位置する⼤学として、津波被災地の復興に取り組んできました。本学とは、2014年に災害科学国際研究所とシャクアラ大学数理科学部の間で部局間学術交流協定を締結し、2004年のインド洋大津波に加え、2018年9月にスラウェシ島で発生した津波、同年12月にスンダ海峡で発生した津波について共同研究を実施しています。

今回一行が出席したAIWESTは、津波災害からの復旧をテーマとしてシャクアラ大学・津波災害軽減研究センター(TDMRC: Tsunami and Disaster Mitigation Research Center)が2005年から開催し、2016年からは本学の災害科学国際研究所が共催している会議で、今年は両大学からの参加者を中心に100名以上が出席し、盛大に行われました。

また、会議では、今回新たに締結されるシャクアラ大学と工学研究科との部局間協定の調印式と、今年で期間満了を迎える災害科学国際研究所との部局間協定更新にかかる調印式がそれぞれ行われました。会議での挨拶において、植木理事は、シャクアラ大学と本学が共に津波による大きな被害を受けた地域にある大学であり、これからも津波災害研究分野での両大学の協働が期待されること、さらに、今回新たに部局間協定が締結された工学分野においても互いの有する知見と資源を共有し、教育研究面でのますますの交流発展が望まれると述べました。

このあと引き続いて行われたRizal学長と植木学長との面談では、お互いの地域における高等教育をとりまく状況などについて活発な情報交換が行われました。

部局間協定書更新の署名をする今村災害研所長(左から2番目)とRizal学長

部局間協定締結の署名をする長坂工学研究科長(左)とRizal学長(右)

面談後の集合写真(左から3番目がRizal学長、4番目が植木理事・副学長)

問い合わせ先

総務企画部国際企画課国際連携係
TEL:022-217-5578

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