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東北大オリジナルフェイスシールド "DATE Shield(ダテ・シールド)"を県内医療機関へ無償提供 医歯工連携により開発、県内6病院や歯科医師会等に800個を提供

【発表のポイント】

  • 新型コロナウイルス感染症対策として入手が困難になっているフェイスシールドを工学研究科・歯学研究科・医工学研究科の連携により開発。
  • 工学研究科創造工学センターの設備を活用し約800個を作製、東北大学病院、国立病院機構仙台医療センター、宮城県歯科医師会、宮城県立こども病院、石巻赤十字病院、南三陸病院等、県内医療機関へ無償提供。
  • 開発したフェイスシールドは"DATE Shield(ダテ・シールド)"と命名。
  • 大学病院の現場の医師・歯科医師、看護師らの要望を反映し「軽量」「装着感の良さ」「透明度」を兼ね備えたフェイスシールドを実現。

【概要】

新型コロナウイルス感染症対策として、医療機関ではフェイスシールドの必要性が高まっていますが、市販品の入手は困難になっています。この状況に対して、東北大学病院では、感染対策が逼迫してきた当初から、歯科技工室において3Dプリンターによるフェイスシールド作製を行い院内へ供給していたところですが、さらなる供給数の増加が求められていました。

工学研究科でも創造工学センターで作製が可能なことから医工学研究科・歯学研究科とともに東北大学病院に支援を申し出、フェイスシールド作製の検討を行った結果、同病院の医師・歯科医師・看護師らの要望を反映した使い勝手のよい東北大オリジナルフェイスシールド"DATE Shield(ダテ・シールド)を新たに開発し、提供することになりました。

これまでにフェイスシールドを約800個作製し、東北大学病院で使用するほか、国立病院機構仙台医療センター、宮城県歯科医師会、宮城県立こども病院、東北医科薬科大学病院、石巻赤十字病院、南三陸病院等に無償で提供しました。

開発したフェイスシールド
装着した様子

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(広報に関すること)
東北大学大学院歯学研究科広報室
TEL:022-717-8260
E-mail:den-koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(技術に関すること)
東北大学大学院工学研究科 特任教授 中瀬博之
TEL:022-795-5666
E-mail:eng-mf*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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