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「女子大生の日登録記念イベント」が開催されました

1913年8月21日、東北帝国大学は3人の女性の入学試験合格を発表(官報告示)しました。このとき入学した黒田チカ、牧田らく、丹下ウメが、日本で最初の女子大生となりました。このことは、東北大学が開学以来掲げる、「門戸開放」の理念を象徴する出来事です。今年7月、東北大学は、この3人の足跡を讃えるため、8月21日を「女子大生の日」として登録し、これを記念して8月21日に女子大生の日登録記念イベントを開催しました。

第1部では、加藤諭東北大学史料館准教授と黒田チカ博士のご令孫である黒田光太郎名古屋大学名誉教授が講演を行ったほか、「門戸開放」の理念を打ち出した初代総長、澤柳政太郎の名前を冠した「澤柳政太郎記念東北大学男女共同参画賞」の第7回受賞者を発表しました。第1部は100名を超える方々が参加しました。

第2部では、自然科学系の女子大学院生で構成する東北大学サイエンス・エンジェル(SA)による中学生・高校生を対象とした研究発表・交流会を行いました。SA自身の研究分野の発表を通じて理系分野での研究の面白さや魅力、研究生活について伝え、各学部に所属するSAとの交流会を通じて、理系分野への進学に興味を持つ参加者の疑問・悩み・相談にお答えしました。第2部は高校生・保護者等(学内関係者含む)を中心に75名が参加しました。

問い合わせ先

(第1部)東北大学人事企画部人事企画課
E-mail:danjyo*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください。)

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