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東北大学東北メディカル・メガバンク機構、日本製薬工業協会と株式会社MICINが、ウェアラブルデバイスの実装によるデータ取得を目指した共同研究を開始

【発表のポイント】

  • 国立大学法人東北大学東北メディカル・メガバンク機構、日本製薬工業協会と株式会社MICINは、2020年10月20日に共同研究の契約を締結し、東北メディカル・メガバンク計画のコホート調査におけるウェアラブルデバイスの実装を目指した共同研究を開始しました。
  • ウェアラブルデバイス実装を実現することで、生活習慣に関する客観的かつ経時的なデジタルバイオマーカーデータ取得を可能とする研究が加速されます。それにより、生活習慣とMRI画像データなどとの関連性調査を更に進展させ、革新的な医薬品・医療技術の更なる創出を進めて参ります。

【概要】

国立大学法人東北大学東北メディカル・メガバンク機構(機構長:山本雅之、以下、ToMMo)、日本製薬工業協会(会長:中山讓治、以下、製薬協)と株式会社MICIN(マイシン、代表取締役:原聖吾、以下、MICIN)は、2020年10月20日に共同研究の契約を締結し、ウェアラブルデバイスの実装によるデータ取得を目指した研究を開始しました。

ToMMoと製薬協は、個人の健康に影響を与える各種生活習慣のなかで睡眠、活動習慣と、脳MRI画像、認知・心理機能、生理学的検査を中心としたTMM計画の基盤データとの関連性解析を行う共同研究を2020年3月に開始しており、この共同研究においては、脳と心の健康調査への参加者を選択し、調査票情報を基にした睡眠、活動習慣等の解析を計画しています。これら調査票による生活習慣のデータはTMM計画基盤データとして非常に重要である一方で、参加者個々人の主観に基づいた回答であり、客観的・定量的な研究を行う上では限界があります。そこで、日常の生活習慣データを客観的・定量的に取得する手段として、近年、一般用または医療用として広く普及し始めているウェアラブルデバイスと呼ばれる身体に着用して情報を取得できる機器を活用することで、参加者の睡眠状態や日中の活動状態を手軽にかつ客観的・定量的にデータとして取得することを目指し、MICINとともにウェアラブルデバイスの実装検証を目的とした共同研究を開始しました。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学東北メディカル・メガバンク機構 広報戦略室
室長 長神 風二(ながみ ふうじ)
電話番号:022-717-7908  
Eメール:pr*megabank.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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