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令和3年 東北大学総長 年頭所感を掲載しました

令和3年 東北大学総長 年頭所感(2021.1.4)

大野英男総長

新年明けましておめでとうございます。

2020年は新型コロナウイルス感染症が世界を席巻し、最後まで大変な年でした。新年を迎え、なお事態は流動的ですが、今年こそ、人類がパンデミックの困難を乗り越え、新たな一歩を踏み出す年になるよう期待しています。

さて、新型コロナウイルス感染症は、我々の社会の本質的な課題を露呈させただけではなく、世界の変化を加速し、めざすべき未来の輪郭を浮き上がらせました。ワクチンが普及する今年は、パンデミックのダメージからの回復のために国や文化の壁を越えて協働し、新たな社会のデザインを模索する年となります。

確かに今年の世界経済フォーラムのテーマは「グレートリセット」ですし、欧州連合は「よりグリーン、よりデジタル、よりレジリエント」を実現する経済対策を発表しました。どちらも、コロナ禍における変化から、より強靱な未来を構築するために経済的・社会的基盤のリセット、リカバリーを構想したものです。わが国も、コロナ対応、デジタル、グリーン、そしてより強靱な国づくりをすることを首相が施政方針演説で明らかにしました。...

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総務企画部広報室
TEL:022-217-4977

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