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イベント・ホライズン・テレスコープ・プロジェクトがM87ブラックホールごく近傍の磁場の画像化に成功

【本学研究者情報】

〇本学代表者所属・職・氏名:学際科学フロンティア研究所・准教授・當真 賢二
研究室ウェブサイト

【概要】

ブラックホールの画像を初めて撮影したイベント・ホライズン・テレスコープ (Event Horizon Telescope; EHT) プロジェクトが、楕円銀河 M87 の中心にある巨大ブラックホールのごく近傍で、電波の偏光を捉えることに成功しました。これは、ブラックホールの周りに整列した磁場が存在することを初めて直接的に示す成果です。この観測結果は、5500万光年離れた銀河の中心からどうしてパワフルなジェットを噴出できるのかを説明する鍵となります。

EHTプロジェクトには、理論解析班に東北大学学際科学フロンティア研究所の當真賢二准教授(大学院理学研究科兼務)が参加しています。

M87ブラックホール近傍の偏光画像。白線の向きは偏光の方向と一致し、ブラックホール周辺の磁場の向きと関係している。画像クレジット:Event Horizon Telescope Collaboration

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関して)
東北大学 学際科学フロンティア研究所 (大学院理学研究科 兼務)
准教授 當真 賢二 (とうま けんじ)
E-mail:toma*fris.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道に関して)
東北大学 学際科学フロンティア研究所
URA 鈴木 一行 (すずき かずゆき)
電話:022-795-4353
E-mail:suzukik*fris.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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