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東北大学とサスメド、臨床試験におけるブロックチェーン活用に関する共同研究契約を締結

【概要】

東北大学とサスメド株式会社(以下、「サスメド」)は、ブロックチェーン技術を実装したサスメドの臨床試験システムの活用に関する共同研究契約を締結いたしました。

本共同研究では東北大学病院で実施される臨床試験において、サスメドの特許技術であるブロックチェーン技術*を実装した臨床試験システムを活用することがモニタリング業務等の効率化に繋がることを確認し、実施体制、運用等に与える効果を検討いたします。

また、この効率化が各研究機関におけるARO(Academic Research Organization)**や臨床研究中核病院***における臨床試験推進に繋がるか、臨床試験システムが研究開発手法に変化を与えるか等についても検討をいたします。

参考:モニタリング手法(通常の手法 vs ブロックチェーン技術を用いた手法)

【用語解説】

* データ改竄耐性等に必要となる当社保有特許である特許第6563615号(不正検知システムおよび不正検知装置)、特許第6245782号(個人情報保護システム)、特許第6340494号(治療用アプリケーションの治験システム、治験管理用サーバ、および治験管理用プログラム)、特許第6530578号(不正検知システムおよび不正検知装置)、特許第6245783号(セキュリティシステムおよびこれに用いるノード装置)、ほかを実装。

** ARO(Academic Research Organization):研究機関や医療機関等を有する大学等がその機能を活用し、医薬品開発等を含め、臨床研究・非臨床研究を支援する組織。

*** 臨床研究中核病院:日本発の革新的な医薬品や医療機器の開発などに必要となる質の高い臨床研究を推進するため、国際水準の臨床研究や医師主導治験の中心的役割を担う病院として医療法上に位置づけられたもので、一定の要件を満たした医療機関のうち、厚生労働大臣から承認を受けたもの。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学病院広報室
電話: 022-717-7149
E-mail: pr*hosp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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