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中華人民共和国駐新潟総領事館から『魯迅手稿全集』が寄贈されました

東北大学創立115周年を記念し中華人民共和国駐新潟総領事館から東北大学に対し、文豪魯迅の作品、講義ノート等が収められた『魯迅手稿全集』(全78冊)が寄贈されました。

寄贈にあたり、7月26日(火)、魯迅が東北大学に在籍していた際の学舎である「魯迅の階段教室」(登録有形文化財)において、贈呈式が開催されました。

式では、魯迅のご令孫であり、魯迅文化基金会の会長を務める周令飛氏から、家宝として大切にしていた手稿を寄贈することは、一族による保有は「少我」であり世の中に共有してこそ「大我」を成し遂げられるという、魯迅ご一家の共通認識に基づいていることなどがビデオメッセージで寄せられました。

また、孫大剛総領事からは、日中友好の物語は魯迅誕生以来百年以上の歳月を重ねても色あせることなくますます鮮やかになっていること、本手稿全集は、中国全土から専門家が集い5年余りを費やした編纂作業の集大成であることなどが述べられました。

大野総長は、『魯迅手稿全集』の寄贈に対し謝意を表すとともに、東北大学にとって魯迅は、創設当初に受け入れた留学生の一人として大変重要な存在であること、今回の手稿全集の寄贈を魯迅の叡智を次世代に生かすために課された使命として受け止め、今後も人材育成に励んでいく旨を述べました。

贈呈式終了後、孫総領事は、本学史料館の加藤諭総長特別補佐の案内で史料館の展示を見学しました。

孫総領事より挨拶

集合写真

問い合わせ先

総務企画部国際企画課国際事業係
TEL: 022-217-4844
E-mail: kokusai-r*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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