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Special Interview 〜卒業生・在学生・教職員に聴きました〜

学友会文化部・体育部合同表彰式スペシャル企画

漕艇部の野村明日香さん(医学部保健学科2年)にインタビューしました!

2023年2月16日、令和4年度学友会文化部・体育部合同表彰式が萩ホール(川内キャンパス)で行われました。今表彰式では、学友会に所属する9団体及び4名に、各種競技大会や社会貢献活動などでの活躍を称えて各賞が授与されました。

学生広報スタッフが、文化部・体育部の受賞者の中からそれぞれ一名ずつに取材をしました!

今回お話を聞いたのは、今後の活躍が期待される成績優秀な2年生に贈られる個人賞「体育部鈴木賞」を受賞した、漕艇部の野村明日香さん(医学部保健学科2年)です!

練習中の風景

ー 鈴木賞を受賞しての感想は

これからの活躍が期待される賞とのことだったので、このようなすごい賞をもらっていいのかなという思いと、これからも練習頑張らないとな、という感じです。

ー ボート競技を始めたきっかけは

新歓(新入生歓迎会)ですね。競技経験は全くありませんでしたが、友達に誘われてオンライン新歓に参加したとき、漕艇部の雰囲気がとてもよかったので入ってみようと決めました。

ー 中学・高校では何部に?

両方バスケ部に入っていました。運動はあまり得意ではなかったのですが、バスケ自体は好きなので、入学後も続けるかどうか悩んでいました。最終的に、新しいことを始めてみようということで漕艇部を選びました。

ー ボート競技の魅力とは

結構難しい質問ですね...。

1つ目は、「究極のチームスポーツ」と呼ばれていることですね。一人で漕ぐ種目もありますが、複数人で出る場合、オールなどの体の動きを全て合わせないとスピードが上手く出ないんです。前の人ほど後ろの人の動きは見えないのも難しいところですね。男子だと、最大8人が漕ぐ種目もあります。

インカレの様子

2つ目は、「水上最速」というところです。ボートは想像以上に時速も加速も速くて、普段の練習ではコーチは自転車で追いかけています。それでも、8人で本番さながらのスピードを出すと時速17キロ以上は出るので追いつくのが大変そうですね。漕ぐ側としては、爽快感というか、風を感じることができます。

ー 野村さんはどの種目が専門?

基本的に個人で出ますが、インカレ(全日本大学選手権大会)では2人で2本ずつ持って漕ぎました。4人でもたまに乗ります。人が増えるほどチームワークが大切になりますね。

ー 普段の練習は

ほぼ毎日練習しています。川内キャンパスでは筋トレをしたり、エルゴ(ローイングエルゴメーター:陸上で船の動きを再現できる練習器具)を漕いだりします。授業がある期間は、基本的に1限の授業前に仙台空港近辺で朝練をします。前日から合宿所に泊まる人もいますが、新型コロナウイルスの感染対策で宿泊が制限されていたときは朝4時に川内を出発することもありました。

ー 春休み中は(取材当時)

結構合宿所に泊まり込みで、週に1、2回家に帰っています。冬は川が凍る日もあるので、埼玉県の練習場に長期合宿に行くこともあります。

ー 日々の練習は過酷かと思うが、頑張れる秘訣は

「インカレ優勝」「金メダル獲得」など高い目標があるので、頑張ろうと思えます。前回一緒にインカレに出場した先輩が今年度で卒業してしまうこともあり、金メダルをとって雪辱を果たすことが今特にモチベーションになっています。練習を頑張っている以上、やはり上を目指したいですね。

ー 今後の意気込みをお願いします

大会でどの種目に出ることになっても、金メダルを目指します。

文化部の受賞者へのインタビュー記事も近日公開予定です!お楽しみに!

【ボート競技】
ボートで漕ぐ速さを競う。コースは基本的に2000mで、大きいオールを1本ずつ持つ「スウィープ」と、小さいオールを2本ずつ持つ「スカル」の2つに分類される。「スウィープ」の場合、オールを持たずに指示を出す「舵手(コックス)」が乗ることもある。

1人 2人 4人 8人
スウィープ ペア フォア エイト
スカル シングル ダブル クォドルプル
Profile

野村 明日香
東北大学医学部保健学科2年
第44回東日本新人選手権競漕大会女子シングルスカル総合3位
第70回東日本選手権競漕大会優勝
第49回全日本大学選手権大会女子ダブルスカル2位

写真、文、インタビュワー:学生広報スタッフ 小滝真悠

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問い合わせ先

東北大学総務企画部広報室
Email:koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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