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中沢正隆博士に東北大学特別栄誉教授の称号を授与しました

4月5日、中沢正隆博士に対する「東北大学特別栄誉教授」の称号授与式を執り行いました。

令和5年3月まで本学ディスティングイッシュトプロフェッサーであり、現在、災害科学国際研究所特任研究員である中沢正隆博士に対し令和5年4月1日付けで、「東北大学特別栄誉教授」の称号を授与しました。

特別栄誉教授制度は、本学を退職した教員のうち、その専門分野において極めて高い業績を有し、かつ本学の教育研究の発展に特に顕著な功績のあったものに「東北大学特別栄誉教授」の称号を授与する制度です。

【中沢正隆博士】
博士は、本学ディスティングイッシュトプロフェッサーとして、光通信工学ならびに量子エレクトロニクスの分野において長年にわたり先導的役割を果たしており、特に波長1.48μm 半導体レーザを励起光源とすることにより、波長1.5μm帯の光信号を直接増幅できるエルビウム添加光ファイバ増幅器(EDFA:Erbium-doped Fiber Amplifier)を世界で初めて実現しました。これにより、光通信システムは一気に大容量・長距離化が図られ、グローバルな大容量光通信ネットワークの実現に貢献し、その後の光ファイバ通信の発展やインターネットをはじめとする今日のICT社会の隆盛に多大な貢献を果たしました。これらの功績により、平成25年に日本学士院賞、令和5年に日本国際賞を受賞しました。

称号授与式の模様

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人事企画課任用企画係
TEL: 022-217-6008
Email: ninyo-kikaku*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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