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Discover Tohoku University 〜東北大学ってこんな大学〜

密着!東北大生の一日!~大学院生編~

学部生編では小倉茉奈佳さん(教育学部・1年(取材当時))に密着し、一日の過ごし方を紹介しました。大学院生編では学生広報スタッフ 竹中慶香(大学院薬学研究科・博士課程後期1年)の1日を紹介したいと思います。

Profile

竹中慶香 (所属研究室内で撮影)

竹中 慶香(たけなか・よしか)
大学院薬学研究科・生命薬科学専攻 博士課程後期1年
宮城県出身。青葉山北キャンパス内にて日々研究活動に励んでいる。2021年6月からサイエンスアンバサダーとして活動を始めた。2022年9月からは学生広報スタッフとしての活動も始め、学生広報スタッフのTwitterアカウント「東北大学 学生広報スタッフ」の運営にも携わっている。

大学院生は学部生と異なり、講義を受ける時間よりも研究活動を行う時間が圧倒的に多いです。とはいえ、大学院生にも講義はあります。薬学研究科では「〇〇特論」や、「〇〇特別講義」という講義が行われていて、私も応用医療薬学特論や薬効学特論という講義を受けていました。加えて、演習の時間であるセミナーや、実験の時間にあたる課題研究は通年で履修しています。講義において自分の専門以外のことを学ぶことができるのは大変興味深く、時に自らの研究の参考になることもあります。非常に有意義な時間です。

さて大学院生のある一日の過ごし方を紹介します。

朝は8時30分頃に研究室に行きます。

東北大学薬学部・薬学研究科 (朝)

講義がある日は研究室に荷物を置き、9時から12時まで講義を受けます。現在、講義はないので午前から研究をしています。実験室の風景は研究室によって様々であると思いますが、私が所属する研究室では1人につき1つずつ実験台を使うことができます。

研究室内の様子

実験風景

12時から13時は昼食の時間です。研究室のメンバーで一緒に食べます。研究室に配属される前まではお友達、いわゆる"イツメン"(=いつも一緒のメンバーの略)と食べることが多いですよね。お昼の過ごし方は、研究室への配属前後で大きく変わるところかもしれません。学食や購買でお弁当を買うこともありますが、基本的にお弁当を作り持参して、研究室の中で食べることが多いです。昼食の時間は研究の話をすることもありますが、基本的に研究以外の話をしながら過ごしています。大学院生の一日はまだ続くので、午後も頑張ろうとリフレッシュする時間にしています。

13時頃になったら午後の実験を開始します。午後は午前の実験の続きだけでなく、論文を読んだり、実験データをまとめたりして過ごすことも多いです。最近は実験が立て込んでいることが多く、うまく実験計画を立てながら効率よく実験やデスクワークができるように心がけています。また、研究室内では週一回ゼミが実施されています。私が所属する研究室は、研究する分野によって青葉山北キャンパスと星陵キャンパスの2か所に分かれて活動しているため、学生がいずれのキャンパスにいても参加しやすいように対面とオンラインのハイブリッド形式で実施されています。ゼミでは、日々の実験状況の報告だけでなく、論文を読んで紹介することもありますので、ゼミでの発表に向けた準備も欠かせません。

帰宅(仙台市地下鉄東西線 青葉山駅)

本日は16時からゼミの日でした。実験を始めるとあっという間に時間が過ぎてしまいます。ゼミが始まるまでに実験が終わらなかった!ということで、ゼミが終わってから、終わらなかった実験の続きを行いました。その後、ゼミで受けたフィードバックを基に、今後の実験計画を立てて本日は終了です。青葉山キャンパス内を循環している東北大学青葉山連絡バスに乗って青葉山駅まで行きます。キャンパス内を走る学内バスには「東北大学青葉山連絡バス」と、キャンパス間移動に便利な「東北大学キャンパスバス」の2種類あります。(先日学生広報スタッフの小滝が、キャンパスバスに乗った際のレポートを作成しました。)今日も一日お疲れ様でした。

ここまで2回に分けて東北大生の1日を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。少しでも大学生又は大学院生のイメージをお届けできておりましたら幸いです。私を含め学生広報スタッフは、Twitterアカウント「東北大学 学生広報スタッフ」を通じて本学の情報を発信しております。こちらも併せてチェックしてみてくださいね!

文・写真:学生広報スタッフ 竹中 慶香
撮影協力:大学院薬学研究科がん化学療法薬学分野の皆様

問い合わせ先

東北大学総務企画部広報室
Email:koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

学生広報スタッフページ
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