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マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)事業の令和5年度「秀でた利用成果」で最優秀賞を受賞

マイクロシステム融合研究開発センターの研究員らがセンターの試作コインランドリ*で開発を支援した成果が文部科学省マテリアル先端リサーチインフラ(ARIM)事業の令和5年度「秀でた利用成果」の最優秀賞に選ばれ、12月4日に開催された「DxMT,ARIM合同イベント」(会場:一橋大学一橋講堂)で表彰されました。

*試作コインランドリ|東北大学西澤潤一記念研究センターにある、時間単位で使える国内最大級の微細加工共用施設。経験豊富な10名を超える技術支援スタッフが研究開発を全面的にサポートする。

受賞対象の成果

ボールSAWセンサの社会実装
ボールウェーブ株式会社(赤尾慎吾 代表取締役社長|東北大学発スタートアップ企業)

マイクロシステム融合研究開発センターが開発を支援したボールSAW(ボール表面弾性波)センサを活用して世界最小のガスクロマトグラフ「Sylph」が製品化され、手のひらサイズと小型であることを活かして、世界で初めてドローンにガスクロマトグラフを搭載して、プラントの煙突から放出されるガスの局所的な分析に成功しています。
同製品は2023年1月に米国ラスベガスで開催された国際コンシューマーエレクトロニクスショー(CES)において、CES 2023 INNOVATION AWARDを受賞しました。

開発支援者

松本行示研究員、戸津健太郎教授、森山雅昭准教授(ともにマイクロシステム融合研究開発センター)

最優秀賞を受賞されたボールウェーブ株式会社 赤尾慎吾 代表取締役社長(右)

ボールSAWセンサを使用した、世界最小の手のひらサイズのガスクロマトグラフ「Sylph」(右上)とドローンに乗せ、煙突からの排気ガスを分析中の「Sylph」

問い合わせ先

(事業に関すること)
東北大学ナノテク融合技術支援センター
TEL:022-229-4113

(技術に関すること)
ボールウェーブ株式会社
TEL:022-302-6659

(掲載に関すること)
東北大学マイクロシステム融合研究開発センター
TEL:022-229-4113

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