12月7日、東北大学青葉山新キャンパス内に整備中の3GeV高輝度放射光施設NanoTerasuでファーストビーム*が達成されました。

量子科学技術研究開発機構（QST）の小安理事長と光科学イノベーションセンター（PhoSIC）の高田理事長が、それぞれビームラインBL13UとBL10Uのメインビームシャッターを開く操作を行い、各ビームラインの光学ハッチ内のスクリーンに放射光が到達したことを確認しました。

ファーストビーム達成により、実験ホール内に放射光が導入され、今後のビームライン整備が加速されることが期待されます。

*円型加速器内に設置された挿入光源からの放射光Ｘ線を実験ホールに初めて導入し、観測すること

（左から）東北経済連合会 宮本副会長、仙台市 柳津経済局長、文部科学省科学技術・学術政策局 稲田研究環境課長、量子科学技術研究開発機構 小安理事長、光科学イノベーションセンター 高田理事長、宮城県経済商工観光部 小嶋副部長、東北大学 植田理事、七十七銀行 茂田井執行役員地域開発部長

• 詳細｜NanoTerasuウェブサイト
• 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構ウェブサイト

問い合わせ先

研究推進部ナノテラス共創推進課
Email: next3gev*grp.tohoku.ac.jp（*を@に置き換えてください）