8月3日、浅虫海洋生物学教育研究センターで第４回地域共修イベントが開催されました。このイベントは、地域の方々と共に地域の自然や海洋生物を学び、海とのかかわりが深い地域の産業の振興と人材育成を目指して一昨年より継続して実施されています。

第4回では海の環境が人為的・気候的に変化する中、改めて浅虫周辺の生物を調査し記録を残すことを目的に、市民科学の一環として浅虫周辺の巻貝の調査を行いました。

当日は幅広い年齢層の22名が参加し、猛暑の中短い時間ながらセンター周辺だけで20種の巻貝を見つけました。発見された種を約100年前、約50年前に浅虫周辺で行われた調査の記録と比較することで、生物の分布の変化について学び、考える機会となりました。

この市民参加型生物調査の取り組みは今後も継続し、毎回異なるグループの生き物を対象に実施する予定です。

大人も子供も夢中になって貝を探しました。

持ち帰った貝を室内で種同定しました。専門家の指導の下、貝の種類の違いを見分けるポイントを学びました。

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