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"人種"とゲノム:15万人バイオバンクをめぐる文化人類学者との対話(10/7開催)

ポスター

"人種"という言葉はその生物学的実体が否定されてきた一方で、現在も日常的に使われているほか、目には見えにくいかたちで差別構造が存在しているなど多層的な概念です。さらに近年のゲノム医科学の急速な進展によって、ヒト集団間の疾患に関連する遺伝子のちがいの保有率などが明らかにされていくなかで、科学的概念と社会的人種概念の混同や、人種主義的言説との結びつきといった課題が新たに生じてきました。東北メディカル・メガバンク機構は15万人規模の日本人集団を対象とした国内有数のバイオバンクとして、これまでもさまざまな倫理面の検討を行ってきましたが、集団間の差異をどのように解釈し、誤解のないように発信するのかといった課題は、今後も取り組むべき重要事項のひとつです。本シンポジウムでは、人種概念を対象とした研究の第一人者であり、国内外で学際的共同研究を率いてこられた竹沢泰子先生をお迎えしてご講演をいただき、今後の倫理的課題の検討にむけた意見交換の場とすることを目的としています。

開催概要

日  時:2024年10月7日(月)
14:30開場 15:00開始

開催形式:現地開催

会  場:東北大学星陵キャンパス医学部6号館1階講堂
星陵キャンパスマップB08
仙台市青葉区星陵町2-1

申込不要

主催

東北大学東北メディカル・メガバンク機構 広報渉外・企画分野

問い合わせ先

東北大学東北メディカル・メガバンク機構 広報戦略室
Email:tommo-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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