2025年 | ニュース
東北大学総合情報「まなびの杜」の新たな記事を公開しました
東北大学に関する様々な情報をお伝えするウェブマガジン「まなびの杜」。
今回の特集は、島津製作所エグゼクティブ・リサーチ フェローの田中耕一さん(1983年 工学部電気工学科卒、2002年ノーベル化学賞受賞)です。
2024年5月、田中さんが開発に関わった「レーザーイオン化質量分析計(LAMS-50K)」が、エレクトロニクス技術における重要な業績として、IEEE Milestone*に認定されました。これは、田中さんが2002年にノーベル化学賞を受賞した「ソフトレーザー脱離イオン化法(SLD)」を応用したものです。
インタビューでは、IEEE認定されたときの心境をはじめ、研究者としての原点となった東北大学での学びや学生生活などについてもお話しを伺いました。「決して思いどおりの道をまっすぐ進んできたのではない」と話す田中さん。困難や課題に直面した時、どのように"突破(ブレイクスルー)"されたのでしょうか。
「まなびの杜」でしか見られない特別記事を、ぜひご覧ください。
また、画期的な研究成果や業績をあげた本学ゆかりの人物を紹介する「先人たちの発想法」では、昨年、生誕100年を迎えられ、長きにわたって国際司法裁判所裁判官を務めた小田滋名誉教授について取り上げています。こちらもあわせてご覧ください。
*IEEE Milestone
電気電子分野の国際学会であるIEEE(米国電気電子学会)が、開発から25年以上経過した重要な技術業績を表彰する活動。「東海道新幹線」や「QRコード」のほか、東北大学発の技術としては1924年に八木秀次、宇田新太郎の両教授が発明した「指向性短波アンテナ(八木・宇田アンテナ)」や、1977年に岩崎俊一名誉教授が発明した「垂直磁気記録」が認定されている。
- 特集#09 研究者・田中耕一さんに聞く 学際融合がもたらすブレイクスルー|「まなびの杜」ウェブサイト
- 先人たちの発想法 小田滋 国際法の巨星・「海洋法の小田」の軌跡と次世代への伝承|「まなびの杜」ウェブサイト
- 東北大学総合情報「まなびの杜」ウェブサイト
問い合わせ先
総務企画部広報室
Email: koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)