2025年 | ニュース
東北大学における米国の大学との留学交流の包括的支援について
本学は、昨今の米国情勢を受け、留学予定の学生などに向けてオンラインの相談窓口を設置しました。合わせて以下の施策により、米国との大学との留学交流を包括的に支援していきます。
1)留学の不安に寄り添う米国留学相談窓口(オンライン)の設置
本学は、米国との双方向の留学を支援するため「米国留学相談窓口」を設置しました。米国の大学と連携を深め、日本人を含む留学生の受け入れや本学学生の派遣を包括的に支援します。すでに本学の交換留学予定者への個別支援や、米国の協定校との連絡も開始しています。
- 米国の大学に在籍する学生相談窓口:Google Form
2)米国との双方向でダイナミックな学生交流の深化
本学は、カリフォルニア大学やワシントン大学などと学術交流を継続しており、過去3年で630名超の学生が参加しています。学生の相互派遣や交換留学、短期研修を通じて国際的な学びを提供しており、2025年には米国STEM分野の学生を対象とした短期インターン「T-SRIP」を開始しました。また、ハーバード・ビジネス・スクールの「Japan IFC」では、東北大学の学生も参加し、震災被災地での共修・協働を実現しています。
- ニュース|2025年1月24日
災害科学国際研究所でハーバードビジネススクールのJapan IFC向けカリキュラムを実施
3)困難な中でも学びを止めないオンライン国際共修
本学は、急な状況変化にも対応できる「オンライン国際共修プログラム」を展開しています。新型コロナウイルス拡大時には、国際交流を継続するため本プログラムを拡充し、国際的視野と異文化理解を育む環境を提供しました。特に、ハワイ大学、カリフォルニア大学デービス校、テンプル大学との「海外体験プログラム(オンライン)」には、過去3年間で約120名が参加し、高く評価されています。今後も、柔軟で持続可能な国際教育の実現を目指します。
問い合わせ先
総務企画部広報室
Email:koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)