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【開催報告】JST経済安全保障重要技術育成プログラム「革新的軽量構造を実現する複合材接着技術に関する研究開発とその学理構築」キックオフ公開シンポジウム

6月21日、JST経済安全保障重要技術育成プログラム「革新的軽量構造を実現する複合材接着技術に関する研究開発とその学理構築」キックオフ公開シンポジウムを開催しました。

本シンポジウムは、同プログラム(K-Program)の研究開発思想「輸送機等の革新的な構造を実現する複合材料等の接着技術」において、大学院工学研究科航空宇宙工学専攻の岡部朋永教授が研究代表を務める研究課題「革新的軽量構造を実現する複合材接着技術に関する研究開発とその学理構築」(略称:複合材料接着技術)が採択され、そのキックオフとして開催されたものです。

本研究課題では、幅広い分野の研究者が結集し、複合材接着結合および破壊現象の分子レベルからのメカニズム解明に取り組みます。さらに、マルチスケールシミュレーション技術やデジタル化に対応した接着接合構造の最適デザイン技術の確立を通じて、社会実装・国際的競争力強化に向けた基盤技術と学理の構築を目指します。

本シンポジウムは大学院工学研究科主催・JST共催で、東京・赤坂にて開催され、研究プロジェクトや主要研究開発項目の概要紹介に加え、プログラムオフィサーである神戸大学の西野孝名誉教授による、接着の学理に関する基調講演も行われました。当日は接着技術や複合材料に関連するメーカー関係者を含む62名が参加し、今後の研究推進に向けた活発な意見交換が行われました。

シンポジウムの様子

シンポジウムの様子

問い合わせ先

東北大学JST K-Program「複合材料接着技術」事務局
Email:kpro.compbond*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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