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子どもと女性の「いのち」に関する研究を加速 国立成育医療研究センターが東北大学東北メディカル・メガバンク機構の戦略的パートナー第1号に

【本学研究者情報】

〇東北メディカル・メガバンク機構 バイオバンク利活用・産学連携推進
センター長 教授 泉 陽子
東北メディカル・メガバンク機構ウェブサイト

【発表のポイント】

  • 東北大学東北メディカル・メガバンク機構(ToMMo)と、国立成育医療研究センター(以下 国立成育)は、ToMMoのデータなどを活用した共同研究を推進する戦略的パートナーとなりました。これはToMMoが新たに設けた制度の第1号となります。
  • 戦略的パートナーとは、データへの深い理解、セキュリティへの配慮、高度な解析スキルがあるパートナーに対して、ToMMoが共同研究のためのプレリサーチ(研究計画作成目的でのデータ閲覧)を円滑に行える体制を構築するものです。
  • ToMMoと国立成育は戦略的パートナーとなることにより、成育疾患と女性の健康・性差医療のより深い理解と、成果の社会実装を実現します。ToMMoと国立成育は、分野を横断する研究者の交流を一層進め、日本の子どもと女性をとりまく健康課題の研究に協力して取り組んでいきます。

【概要】

私たちの健康と病態、それらと遺伝・環境の関係などを理解する上で、一般住民を対象とする長期健康調査のデータは大変重要です。このデータの一層の活用を図るために、ToMMoでは、専門分野において卓越した研究力を持つと同時にToMMoのデータへの深い理解、セキュリティへの配慮、高度な解析スキルを持つ研究機関に対して、研究計画作成目的でのデータ閲覧を円滑に行える体制を構築し、「戦略的パートナー」として共同研究などを推進することにしました。そして、この第1号として国立成育医療研究センターを登録します。

今回の登録により、三世代コホート調査をはじめとするToMMoのデータのポテンシャルを最大化し、成育医療と女性の健康に関する医学研究の発展にとどまらず、少子化と子育て支援、女性の活躍などの社会的課題へのアプローチも期待できます。

左から国立成育 五十嵐隆理事長、ToMMo 山本雅之機構長

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(研究に関すること)
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構
バイオバンク利活用・産学連携推進センター長
教授 泉 陽子(いずみ ようこ) 
E-mail: yoko.izumi.d8*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

(報道に関すること)
東北大学 東北メディカル・メガバンク機構 
広報戦略室長
教授 長神 風二(ながみ ふうじ)
TEL:022-717-7908 
Email:tommo-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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