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浅虫海洋生物学教育研究センターで第5回地域共修イベントが開催されました

9月6日、浅虫海洋生物学教育研究センターにて第5回地域共修イベントが開催されました。このイベントは、地域の方々と共に地域の自然や海洋生物を学び、海とのかかわりが深い浅虫周辺地域の産業の振興と人材育成や、センターにおける海洋生物学研究のさらなる発展を目指して継続して実施されています。

第5回は浅虫周辺の海藻を調べ、約100年前に実施された調査結果と比較しました。当日は幅広い年齢層の32名が青森市内・県内にとどまらず関東からも参加し、海藻分類の専門家である北海道大学大学院理学研究院の小亀一弘教授の指導の下、海藻の採集と分類を行いました。

調査の結果、41種の海藻が確認され、うち100年前の調査(45種)でも確認された種は11種のみでした。このことは浅虫周辺に生息する海藻の種類がこの100年で大きく変化したことを示唆しています。

浅虫海洋生物学教育研究センターでは今後もこの活動を継続し、様々な生き物の分布を記録しその変化を確かめていきます。

大人も子供も海藻採集に夢中になりました

同定できた海藻をリストにしました

問い合わせ先

生命科学研究科附属浅虫海洋生物学教育研究センター
TEL:017-752-3388
Email:asamushi*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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