2026年 | プレスリリース・研究成果
国内初の最先端技術に関する大学シンクタンク「東北大学東京拠点」を新設 ―お客様とともに、新たな産業価値の創造を目指す―
【概要】
東北大学は、2026年6月1日、東京・丸の内に、最先端技術に関する国内外の動向調査とそれに基づく提言を行う「東京拠点(愛称:T-POD(注1))」を新設しました。
本拠点は、国際卓越研究大学である東北大学が、政府が目指す「技術立国」創りに貢献するために、国内の大学として初めて本格的な提言活動を行う大学シンクタンクです。大学の重要なお客様である、先進的企業、スタートアップ、政府・政府関連機関、他大学などと連携し、調査活動を実施するとともに、経済安全保障にも配慮しつつ政策提言を行います。また、調査結果や提言内容を踏まえ、中長期的な産業価値の創造に向けて、研究開発や制度改革につなげます。
対象分野は、政府が掲げる重点17分野を視野に入れつつ、まずは4分野(フィジカルAI、宇宙、レジリエンス、ライフサイエンス)から始動します。総長直轄の組織とし、拠点長(総長特別顧問)のもと、大学内外の専門家を含めた約20名とともに、豊かな未来社会の実現を牽引してまいります。
【詳細】
同拠点における主な活動内容は以下のとおりです。
1.重点4分野での価値創造
東北大学の得意分野である、「フィジカルAI」、「宇宙」、「レジリエンス」、「ライフサイエンス」を重点分野に定め、国内外の先端技術の動向を取りまとめ、本学の卓越した研究基盤を最大限に活用した中長期的な産業価値の創造を目指す。
2.新たな産学連携の提案
お客様とともに中長期的な経済社会の姿を検討・設計することにより、本来学術が担うべき研究開発内容を明確化し、本学における研究開発及び社会実装を戦略的に加速する。その際、大学としてのコア技術の創出を目指すとともに、多数の研究者が参加する組織的共同研究を推進する。
3.幅広いステークホルダーの参画
公的資金や企業との共同研究のみに過度に依存するのではなく、日本の経済社会をともに考えていきたいという意欲のある有識者や経営者の方々に幅広く情報発信・情報共有・意見交換を図り、多くの方々が参加型で貢献できる体制を整備する。
4.開かれたコミュニケーション空間の提供
東京・丸の内という、アクセス面での地の利を活かし、関係者が気軽に立ち寄り、政策やプロジェクト構想に関するコミュニケーションを図ることを目指す。
【組織概要】
- 拠点長:佐藤 文一(東北大学 総長特別顧問)
- 副拠点長:谷口 善孝(東北大学 副理事) 大友 歩(東北大学 企画室主任経営企画スタッフ)
- 所在地:東京都千代田区丸の内二丁目4-1 丸の内ビルディング
- ウェブサイト:https://www.bureau.tohoku.ac.jp/koho/tokyohub/
【用語解説】
注1. T-POD: Tohoku-Tokyo Policy Operation Dockの略。頭文字「T」には多層的な意味を込めている。
1. Tohoku(東北):
知の源泉であり、イノベーションの起点。
2. Tokyo(東京):
産学官が交わる共創の最前線。
3. Talent(才能):
本学の3大コミットメントの一つ「Commitment for Talent(多彩な才能を開花させ未来を拓く)」を体現する場所。
4. Think-tank(シンクタンク):
国家戦略技術の動向を掴み、政策提言を行う知の司令塔。
5. Transformation(変革):
未来を変革する社会価値の創造を牽引し、日本をアップデートする。
問い合わせ先
(本拠点に関すること)
東北大学東京拠点
TEL: 03-6256-0274
Email: t-hub*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(報道に関すること)
東北大学パブリックリレーションオフィス・報道担当(溝部)
TEL: 022-217-4816
Email: press*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

