2026年 | プレスリリース・研究成果
東北大学発スタートアップが炎症性腸疾患の新薬開発を始動 ―患者由来オミクス研究を基盤とするMerak-Dubhe Therapeuticsが東北大学ベンチャーパートナーズによる資金調達―
【本学研究者情報】
〇大学院医学系研究科 准教授 角田洋一
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【発表のポイント】
- 東北大学大学院医学系研究科の角田洋一准教授が炎症性腸疾患(IBD)(注1)に関する研究成果を基盤として設立した株式会社Merak-Dubhe Therapeutics(以下、MDTx)は、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社(以下、THVP)を無限責任組合員とするTHVP-3号投資事業有限責任組合より、第三者割当増資による資金調達を完了しました。
- MDTxは、株式会社アークメディスンが創製したIBD治療薬候補化合物MDTX-001について、独占的に評価し、将来のライセンス契約に向けて交渉する権利(注2)を取得、東北大学創薬戦略推進機構(以下「東北大学」)と共同研究契約を締結し、東北大学の研究成果および研究基盤を活用して、MDTX-001の医薬品としての可能性を検証します。
【概要】
東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野の角田洋一准教授、正宗淳教授らの研究グループは、IBD患者の臨床情報や血液検体を用いた研究を進め、従来の治療標的とは異なる生体メカニズムが病態に関わる可能性を見出してきました。MDTx(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:増永太郎)は、こうした東北大学の研究成果と研究基盤を医薬品開発につなげることを目的として設立された東北大学発の創薬ベンチャーです。
今回、MDTxはTHVP(本社:宮城県仙台市、代表取締役社長:佐藤耕司)のTHVP-3号ファンドからの資金調達を完了しました。本資金調達により、東北大学の研究成果を社会実装につなげる創薬開発をさらに加速していきます。
また、MDTxは東北大学と共同研究契約を締結し、株式会社アークメディスン(本社:茨城県つくば市、代表取締役:田中 圭悟)が創製したIBD治療薬候補化合物MDTX-001の医薬品としての可能性を検証する研究を開始します。
【用語解説】
注1. 炎症性腸疾患(IBD):腸に慢性的な炎症が起こる病気の総称で、潰瘍性大腸炎とクローン病が代表的です。腹痛、下痢、血便などの症状を起こし、症状の悪化と改善を繰り返しながら、長期にわたる治療が必要となります。
注2. 独占評価よび独占交渉契約:候補化合物について、一定期間、特定の企業が独占的に評価し、将来のライセンス契約に向けて交渉するための契約です。
問い合わせ先
(研究に関すること)
東北大学大学院医学系研究科消化器病態学分野 准教授 角田 洋一
TEL:022-717-7171
Email:gastro_press_med*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(報道に関すること)
東北大学創薬戦略推進機構支援室
Email:soyaku-shien*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
東北大学病院広報室
東北大学大学院医学系研究科・医学部広報室
TEL:022-717-8032
Email:press.med*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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