2026年 |
Discover Tohoku University 〜東北大学ってこんな大学〜
進学説明会・相談会 in 浜松
2025年8月3日(日)に、アクトシティ浜松にて東北大学主催の「進学説明会・相談会in浜松」が開催されました。
学生広報スタッフ(当時)の小滝(静岡県富士市出身)が、来場者や東北大学関係者の方々などに取材をしました!
「進学説明会・相談会」とは
高校生やその保護者を主な対象とした、大学の説明及び個別相談を行うイベントのこと。 毎年、全国主要都市で開催しており、2025年は6月の大阪会場を皮切りとして、札幌、福岡、東京、浜松で開催されました。
- 2026年度の開催状況はこちら|東北大学主催 進学説明会・相談会(対象:高校生・受験生・保護者)(6.13〜開催)
当日のタイムテーブル
東北大学以外にも、名古屋大学や大阪大学などが参加しました。
会場は、アクトシティ浜松のコングレスセンター。2、4、5階の各会場で、説明会や個別相談会が開催されました。(表はアドミッション機構ウェブサイトより)

滝澤博胤理事
イベントに先だって、教育・学生支援担当理事の滝澤理事にインタビューをしました。
ー 本イベント開催にあたって、イベントの意義や今後の展望を教えてください
滝澤理事:
このイベントは、受験生が何を学びたいのか、大学がどのような学生に来てほしいのかを確かめ合う場で、全学部からの協力を得て開催しています。
本学は85%が県外から来ており、親元を離れて一人暮らしをする学生が多い傾向にあります。一日一日が大学中心の生活になるので、学生の声を紹介して、入学者選抜をはじめ、各学部での学びや留学、学生寮などについても知ってもらいたいです。
滝澤理事:
研究において一番大切なのは多様性です。研究は、誰も登ったことのない山に登って、その景色を伝えることです。壁にぶつかった時、周囲も同じような人しかいないと、「皆が解決できる」か「皆が解決できない」のどちらかになってしまいます。
そのため、学ぶ内容は同じでも、バックグラウンドの異なる人々が集まることが大切になってきます。
より開かれた大学にするため、2027年4月に「ゲートウェイカレッジ」を開設して世界中から学生を集める予定です。
教育改革は難しく、マンパワーも必要になってきます。2025年4月に入試センターを「アドミッション機構」に変更し、多様な学生を集める準備をさらに進めていく予定です。
参加した高校生の声
愛知県から参加した高校3年生にインタビューしました。
ー 本イベントに参加したきっかけは
高校生:
進学先を理学部と工学部で迷っているので、改めて話を聞くために来ました。
今年のオープンキャンパスに参加して、実際に研究に取り組む学生の方々の様子を見て圧倒されて、第一志望を東北大学に決めました。
ー 個別相談では、具体的にどのような話を?
高校生:
オープンキャンパスを通して生まれた、小さな不安について話しました。
自分の中で何を研究したいのかが決まっていないので、理学部と工学部それぞれの特徴や、これから研究をする上での漠然とした不安について相談しました。
皆さん親身になって聞いてくださったので、どの学部に進んだとしても、さまざまな可能性があるということがわかりました。
個別相談コーナー
個別相談コーナーで質問対応をされていた方々にインタビューしました。
佐藤誠子准教授
教育学部のブースを担当されていた、佐藤誠子准教授にお話を伺いました。
ー 来場者からはどのような質問や相談がありましたか
佐藤准教授:
教育や研究に関するものが中心で、他大学と比較した東北大学教育学部の特徴や、自分の関心のある内容が学べるかといった質問がありました。
文学部と教育学部で学ぶ「心理学」の違いも聞かれました。
ー 実際、文学部と教育学部で扱う「心理学」はどのように違うのでしょうか
佐藤准教授:
文学部は基礎心理学中心で、教育学部は教育に関わる諸問題に関して心理学的な観点からアプローチする形になります。
「心の問題」を扱うのが心理学ですが、高校生一人ひとりに合った説明をするのは難しいですね。
ー 高校生の段階で関心分野を絞り切るのは難しいですよね
佐藤准教授:
このブースに来た方々は少なからず教育学に関心はあるようですが、自分の経験から課題を見つけているので、関心の幅は広いものの視野はまだ狭い印象があります。
同じ現象でも見る角度によって様子は全く異なってくるので、物事を複眼的に見る経験を積むとより自分の関心分野が明確になってくると思います。
このイベントを通して、東北大学教育学部だからこそできる研究について伝えられていればと思います。
参加した東北大生
学生のスタッフとして来場者対応にあたっていた、阿左見悠弥さん(工学研究科修士2年)と奈良悠平さん(経済学部4年)に、お仕事の合間にインタビューしました。
ー 来場者からはどのような質問や相談がありましたか
阿左見さん:
入試関連のものが多くて、学科の選び方やAO入試などについて聞かれました。
学科の選び方については、機械知能・航空工学科と電気情報物理工学科で迷っている方が多かったです。
奈良さん:
文系志望の方は2人質問に来られたのですが、公認会計士志望の方が卒業後のキャリアについて相談してきたのが印象に残っています。
阿左見さん:
オープンキャンパスに参加した方や、高校3年生が多い印象でした。
東北地方は高校単位で東北大学のイベントに来ることが多いですが、東海地方開催ということもあって、現時点で既にある程度志望度が高いように感じました。
ー 受験生の方々にメッセージをお願いします
阿左見さん:
とことんやり尽くせ、ですね。
自分の力を信じて走り抜けることが大事だと思います。
奈良さん:
4年間過ごしてみて、東北大学を選んでよかった、ここでしかできない経験ができたと心の底から思っているので、大学選びに迷っている方がいれば、ぜひ東北大学に来ていただきたいです。
斎田匡男さん(株式会社サイダ・UMS代表取締役社長)
静岡県焼津市出身で、本学卒業生の斎田さんにもお話を伺いました。
本学で学士号から博士号まで取得後、大手メーカーに就職。
数年後、精密工作機械などを製造する株式会社サイダ・UMSに就職し、2021年からは代表取締役社長を務められています。
音楽活動が趣味で、本学在学時にビッグバンドサークル「New Forest Jazz Orchestra」を立ち上げたそうです。
講演では、卒業生として学生時代や現在のお仕事についてお話しされました。
講演後、斎田さんにインタビューさせていただきました。
ー(私が言うのもあれですが......)静岡県から仙台市は遠いと思いますが、斎田さんはなぜ東北大学に?
斎田さん:
機械系の勉強をしたいと考えていたのと、田舎感と都会感が程よく融合している環境で学生生活を過ごしたかったことから東北大学に進学しました。
大学ごとに独自の空気感がありますが、東北大学出身の方たちは落ち着いていて、真面目に穏やかに物事に取り組む印象があります。経営者になっている方もたくさんいらっしゃって、皆さんが培ったアイデンティティは東北大学ならではのものがあるんじゃないかと、今になって思いますね。
ー 東北地方以外から本学を目指す受験生の方々に、本学の魅力をお願いします
斎田さん:
やはり研究活動ですね。
受験期は偏差値に注目しがちですが、例えば私の専門のロボット分野の学会発表を聞いていると、東北大学の質の高さを実感します。ものすごく優秀だと思います。
偏差値だけでは測れない部分で、文化なんでしょうね。
東北大学は研究に力を入れているので、より専門的なことを学んで世界最先端の研究をしたいのであれば、よい選択肢になるということはぜひ伝えたいですね。
あと、生活しやすい街ということで、親御さんは結構安心かと思います。
静岡よりもちょっと都会な気がしますが、駅前のまとまっている感じは似ていると思います。
研究活動に専念できる、校風も街の雰囲気も魅力的だとお話しされている様子がとても印象的でした。
卒業を控えた小滝も、この4年間で大学や仙台のことが大好きになりました。
大学選びに迷われている方も、ぜひ選択肢の一つに考えてもらえると嬉しいです!
* * * * *
今回は、大学を飛び出して浜松市に出張してきました!
大学広報の最前線を垣間見ることができ、大学の過去・現在・未来を体感できました。 アドミッション機構の皆様、インタビューにご協力いただいた皆様、ありがとうございました!
次回も連動企画として、静岡出張の様子をお届けします。
本学卒業生で、現在、静岡県庁に勤務されている先輩方にインタビューさせていただきました!お楽しみに!
文・写真:学生広報スタッフ 小滝真悠(当時)・山口璃空
協力:アドミッション機構
東北大学パブリックリレーションオフィス
問い合わせ先
東北大学パブリックリレーションオフィス
Email: pr_office*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

