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東北大学病院、がん支持療法の国際認定を国内で初取得 ―患者を支える包括的ながん医療が国際的に評価―

【本学研究者情報】

〇東北大学病院 教授 井上彰
ウェブサイト

〇東北大学病院 准教授 瀬名浩太郎
ウェブサイト

【発表のポイント】

  • 東北大学病院が、国際がんサポーティブケア学会(MASCC)(注1)より、「MASCC-Designated Center of Excellence in Supportive Care in Cancer」に国内で初めて認定されました。(図1)
  • 本認定は、がん患者に対する高品質かつ包括的なサポーティブケア(支持療法)を提供する医療機関を認定するものです。
  • 緩和医療科、口腔支持療法科をはじめ、多職種連携によるサポーティブケアを含めた包括的支援体制が、国際的な評価を受けました。

【概要】

サポーティブケア(がん支持療法)とは、がんの治療に伴う副作用や合併症、精神的苦痛などを予防・軽減し、患者の生活の質(QOL)を維持・向上させるための包括的な医療ケアです。

東北大学病院は、国際がんサポーティブケア学会(Multinational Association of Supportive Care in Cancer: MASCC)より、がんサポーティブケアに卓越した医療機関として「MASCC-Designated Center of Excellence in Supportive Care in Cancer」に国内で初めて認定されました(認定期間:2026年〜2029年)。本認定は世界基準のサポーティブケアを提供する医療機関を証明するものです。

東北大学病院では、緩和医療科、口腔支持療法科をはじめとする各診療科と多職種が連携し、がん治療前から治療中、治療後まで継続的に患者を支援しています。今回の認定では、こうした包括的な支援体制に加え、診療の質の向上や人材育成、研究に関する取り組みが評価されました。

今後は、今回の認定を契機に、がん支持療法の質の向上および他の医療機関との連携を進め、患者が安心して治療を受けられる支援体制の充実に取り組みます。

図1. MASCC Center of Excellence認定証

【用語解説】

注1. 国際がんサポーティブケア学会(Multinational Association of Supportive Care in Cancer: MASCC:1990年設立。カナダに本部を置き、世界80カ国以上の多職種(医師・看護師・薬剤師等)が参加する国際学会。がん治療に伴う副作用や症状を和らげる「サポーティブケア(支持療法)」の改善に取り組み、国際的な標準治療ガイドラインの策定を行っている。

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

(取り組みに関すること)
東北大学病院 緩和医療科
教授 井上 彰
TEL: 022-717-7366
Email: akira.inoue.b2*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

東北大学病院 口腔支持療法科
准教授 瀬名浩太郎
TEL: 022-717-8327
Email: kotaro.sena.c7*tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

(報道に関すること)
東北大学病院 広報室
TEL: 022-717-8032
Email: press.med*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)