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株式会社レナサイエンスとの「オープンイノベーションによる 医療ソリューション開発」に関する提携協定書の締結について -革新的な次世代医療創出のために、ヘルスケア産業における「医・薬・工」の 異分野融合等、産学官オープンイノベーションを促進-

【発表のポイント】

  • 東北大学と株式会社レナサイエンスは、「オープンイノベーションによる医療ソリューション開発」に関する提携協定書(以下「本協定」)を締結しました。
  • 本協定の締結に伴い、2022年1月に株式会社レナサイエンスの研究開発拠点『Tohoku University and Renascience Open Innovation Labo※1(以下「TREx」)』を「東北大学メディシナルハブ※2(以下、「メディシナルハブ」)」に設置し、革新的な次世代医療創出を目指してまいります。

【概要】

国立大学法人東北大学(所在地:宮城県仙台市、総長:大野 英男、以下「東北大学」)オープンイノベーション戦略機構と株式会社レナサイエンス(本社:東京都中央区、代表取締役社長:内藤 幸嗣、以下「レナサイエンス」)は、革新的な次世代医療創出を目的に本協定を2021年12月16日に締結しました。

東北大学とレナサイエンスは、2010年から現在まで、医薬品・医療機器・人工知能(AI)ソリューション開発等、複数の共同研究を通じて優れた成果を上げてきました。

東北大学は2018年12月に「オープンイノベーション戦略機構」を設置し、オープンイノベーション型コンソーシアム「メディシナルハブ」を通じてオープンイノベーションを戦略的に展開しています。メディシナルハブでは、製薬企業のみならずIT企業、ヘルステック企業、ベンチャー、VC、行政など多くの異業種を参画させることで、最先端のイノベーション創出を可能とするエコシステムの構築を推進しています。

レナサイエンスは東北大学大学院医学系研究科宮田敏男教授等の研究成果を用いた東北大学発のバイオベンチャーであり、COVID-19肺炎の重症化治療薬など医薬品開発から、医療機器、人工知能(AI)を活用した医療ソリューションなど多様なモダリティの研究開発を基礎から臨床開発まで行っております。東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社運営のTHVP-1号ファンドから投資を受けており、東京証券取引所マザーズ上場企業です。

本協定の締結に伴い、2022年1月にレナサイエンスの研究開発拠点「TREx」を「メディシナルハブ」に設置し、東北大学の医療系及び理工系分野の強みを有機的に繋げるヘルスケア産業における「医・薬・工」の異分野融合等、産学官オープンイノベーションの促進が期待されます。

また、本件は、今年4月に締結した「仙台市と東北大学との地域経済発展に関する協定」※3に基づき、仙台市が誘致活動を行ってきたもので、この協定に基づく立地第1号案件であります。

本協定の締結により、両者は、オープンイノベーションの推進を通じて、革新的な次世代医療創出を目指してまいります。

【用語解説】

※1 Tohoku University and Renascience Open Innovation Laboの概要

  • 設置部局:オープンイノベーション戦略機構
  • 所在地:メディシナルハブ(東北大学星陵キャンパス内)
  • 設置期間:2022年1月1日〜2025年12月31日
  • 研究テーマ:医薬品・医療機器・人工知能(AI)ソリューション開発

※2 東北大学メディシナルハブ
 製薬企業をはじめ、IT企業、ヘルステック企業、ベンチャー、VC、行政など多くの異業種が参画する最先端のイノベーション創出を可能とする東北大学のオープンイノベーション拠点

※3 仙台市と東北大学との地域経済発展に関する協定

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学オープンイノベーション戦略機構
TEL: 022-718-0350
e-mail: oi-shien*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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