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一般社団法人Stellar Science Foundation 次世代を担う若手研究者を育成する新プログラム 「SS-F New-Generation Program」を開始 第一号研究者として、東北大学の佐々木晴香氏を選定

一般社団法人STELLAR SCIENCE FOUNDATION(ステラ・サイエンス・ファウンデーション、所在地:東京都中央区、代表理事:武部貴則、以下「SS-F」)はこの度、次世代を担う若手研究者を育成する新プログラム「SS-F New-Generation Program」を開始し、第一号の研究者として、東北大学大学院歯学研究科助教1 佐々木晴香氏を選定いたしました。

【SS-F New-Generation Programについて】

SS-Fは、People-Centric Science(人々中心の科学研究エコシステム)の実現をビジョンとして掲げています。その背景として、科学の力で世界を前進させるためには、科学者が自らの分野にとどまらず、多種多様な人材とつながりを生むことが必要であると考えているからです。しかしながら、現状では、研究者が組織や領域を越えて、有機的な対話を重ねる機会が少ないという課題があります。

この現状を打破するため、SS-F New-Generation Programでは、主に下記の支援を若手研究者に提供し、分野を越えた交流から生まれるインベンション(発見・発明)を促すことで、研究のさらなる飛躍をサポートいたします。

主な支援内容:

  • SS-Fコミュニティに所属するトップサイエンティスト(ステラ・インベンター2 )からのメンタリング
  • SS-Fに所属するサイエンスの専門家による学会発表、研究費申請、論文執筆の支援
  • SS-Fに所属するビジネスの専門家による社会実装化のためのハンズオントレーニング
  • SS-Fのコミュニティイベントへの招待

【佐々木晴香氏の選定理由】

東北大学大学院歯学研究科助教 佐々木晴香氏は、歯科口腔麻酔学の博士課程在学中に行った研究テーマである『気管支喘息の病態におけるメラトニン受容体の役割の解明』が高く評価され、喘息治療における新規治療薬開発への展開が期待されています。

佐々木氏は、傑出した研究テーマの着眼点や仮説設定力に加え、コミュニケーション能力や好奇心、熱意の高さも兼ね備えた人材として、SS-FのビジョンであるPeople-Centric Science(人々中心の科学研究エコシステム)を具現化する将来有望な研究者であると評価し、SS-F New-Generation Programの一員に選定いたしました。

【用語解説】

1.SS-F New-Generation Program選考時は博士課程4年

2.ステラ・インベンターとは、SS-Fが独自の視点で選定した研究者の総称であり、比類なきユニークな視点と想像力を兼ね備えた野心的な研究者を指しています

詳細(プレスリリース本文)PDF

【関連情報】
佐々木晴香さん(歯学研究科)が第17回「ロレアル-ユネスコ女性科学者 日本奨励賞」を受賞(2022年9月12日)

問い合わせ先

東北大学大学院歯学研究科広報室
電話: 022-717-8260
E-mail: den-koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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