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未来のヘルスケアに向けたヒントがあふれる COIプログラム成果書籍『日常人間ドックⓇ』を出版

【発表のポイント】

  • 6月8日、東北大学COI(センター・オブ・イノベーション)加速課題推進研究グループ(注1)の成果を書籍『日常人間ドック2040年からのヘルスケアメッセージ』として出版しました。
  • 大切な人と自分のために病気にならない暮らし方をテクノロジーが助けてくれる社会と、健康の生産を分散し、未来をサスティナブルにするヒントをご紹介する書籍です。

【概要】

生きがいを持って毎日を過ごしながら、自分自身や自分の大切な家族・知人の健康を守りたい。そのために、今私たちがとるべきアクションは何なのか。東北大学COI加速課題推進研究グループは、こうした"バックキャスティング"という考え方で、工学や医学など広い分野の研究者が様々な企業と取り組みを行っています。COI加速課題研究推進グループの取り組みは、2021年10月「2021年度グッドデザイン賞」(注2)を、2023年1月『第5回オープンイノベーション大賞「選考委員会特別賞」』(注3)を受賞しています。

この度、東北大学COI加速課題推進研究グループは稲穂健市特任教授(首席URA)・内閣府上席科学技術政策フェローを編集長とし、COIプログラム及びCOI加速課題のこれまでの成果を一冊の書籍として出版しました。

本書籍のキーフレーズは「さりげないセンシングによる日常人間ドック」です。日常生活の中で、ウェアラブルデバイスなどのセンシング機器を使って手軽にデータを蓄積し、健康状態を把握しながら、適切なアドバイスや対処法を知らせて病気を未然に防ぐ。そんな仕組み作りへの挑戦を記録しました。排出された尿から塩分摂取と野菜摂取のバランスがわかる「ナトカリ計」とは?鏡の前に立つだけで現在の体調がわかる「魔法の鏡」とは?叶えたい未来のヘルスケアに向けたヒントがあふれる一冊です。

【用語解説】

注1.東北大学COI(センター・オブ・イノベーション)加速課題推進研究グループは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)のCOIプログラムの9年間に渡る活動を引き継ぐ形で、産学連携機構未来社会健康デザイン拠点内に設置された。令和4年度COI加速支援として採択された研究課題「分散型健康生産社会を創生する暮らしの中の「日常人間ドック2.0」の研究開発」を遂行し、COIプログラムで得られた成果の最大化に向けた活動を実施した。

注2.2021年10月:医療連携システム「日常人間ドック:はかるーわかるーおくる」が「2021年度グッドデザイン賞」を受賞

注3.2023年1月:東北大学の取り組みが「第5回日本オープンイノベーション大賞」選考委員会特別賞を受賞

詳細(プレスリリース本文)PDF

問い合わせ先

東北大学産学連携機構
イノベーション戦略推進センター事務支援室
TEL:022-752-2186
E-mail: promo-innov-koho*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)

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